IDF+ Editor

EnergyPlusを使用するには以下の手順を踏む必要があります。

(1)形状データの作成 モデラーを用いて形状データを作成します。モデラーはSketchUpが一般的で、Pluginを導入する事で基本的なidfファイル作成します。最近はBlenderを使用して形状データを作成する試みもあります。

(2)idfファイルの修正 (1)で作成したidfファイルには形状データと材料、構造も書き込まれていますが、日本でのデータを反映していません。そこで、idfファイルをIDFエディタで修正します。

(※)しかし、IDFエディタはWindows版しか用意されていないのでOSX、Linuxでは少し工夫を要しました。OSX、LinuxともUNIX系のOSなのでWineをインストールすればIDFエディタを利用できました。しかし、Wineの設定や、一旦、Wineを起動してからIDFエディタを利用する(余り手間ではないのですが)のが若干面倒でした。筆者はお気に入りのソフトがOSX上にしかなかったので、主にOSXでWine(MXWine)とIDFエディタを利用しています。

(3)計算結果の表示 通常、OpenStudioを導入しResultViewerを使えば何とかグラフは表示可能です。しかし、報告書や学会の論文で利用する程の品質ではありません。CSV形式で保存しておき、Excelなどを使いグラフを作成する(筆者は勝手に軸のスケールを変えるなど、お節介なので使いませんが)する事になります。

(2)のIDFエディターに関してかつては、OSX、Linuxなどで利用できる様にというプロジェクトがありました。しかし、今ではそれらプロジェクトは活動を休止しています。ここに来て、IDF+ Editorが動き始めました。Pythonによって書かれており、Windows、OSX、Linuxで利用できるようです。Webには「IDF+ is an enhanced editor for idf files—the text-based, simulation input files for EnergyPlus. In creating the tool, I've attempted to embrace the concepts and ideas that I find most useful in my every-day building energy modelling. 」と記され期待できそうでです。


図1 IDF+ Editorの起動画面(Windows)

このIDF+ Editorが実用的なレベルになれば(未確認)Windows、OSXも同様の利用環境になります。しかし、Linuxの場合、SketchUpが利用できない(正確にはPluginですが)ので若干、不便ではあります。以下にプロジェウトの関連Webを記しておきます。

(IDF+ Editorの作者) http://mindfulmodeller.ca/idfplus-enhanced-editor-for-energyplus-input-files/

(IDF+ Editorの入手先) https://bitbucket.org/mattdoiron/idfplus/

© Koji Takemasa (Ph.D.) 2014