Radiance

図1 ファンズワース邸(ミース・ファン・デル・ローエ)

図2 高知・本山町の家(設計:小玉祐一郎 神戸芸術工科大学教授 工博)

Radianceは高度に洗練された照明シミュレーションプログラムで、当初はローレンス・ バークレー研究所(Lawrence Berkeley Laboratories)の研究として開発が着手されました。写真と分からないほどの画質を持ち、物理学的に正確な結果およびイメージを作成することができ、加えて光環境の解析もできる非常に強力なパッケージへと発展しています。

そのためRadianceは照明の研究者だけでなく、照明デザイナー、建築家、そして他の分野のデザイナーにとって理想的な選択肢の一つとなっています。

しかし、開発時には強力なコンピュータシステムとしてはUNIXワークステーションしかなかったため、パソコンでは当たり前のGraphical User Interfaceは基本的に存在しません。そのため、せっかく高機能なソフトウェアなのですが敷居が高く広く普及するには至っていません。特に日本ではマニュアルや入門のためのドキュメントが全て英語で書かれており英語圏よりも普及していない状況で、一部の研究者が利用しているに過ぎません。

開発は現在でも続いており、開発元ではUNIX から派生したLinux上でしています。オープンソースでありWeb からソースコードが入手出来ます。本来はUNIX系のソフトの常で、自分でソースコードを自分自身でビルドしなければ利用出来ませんでした。Windows版も含めLinux、OSXのバイナリがOpenStudioのサイトで公開されていましたが、falsecolorが動かないトラブルがあり現在は公開を見合わせているようです。Windows7上で筆者が作成したバイナリ、そして作成方法はこのページに記したリンクから入手可能です。

Ecotectなど市販のGraphical User Interfaceもありますが、su2radというSketchUpのプラグインを利用すればかなり便利にRadianceを利用出来ます。su2radを用いる方法に関しては入門書を市販(1000円、消費税別)していますからご購入ください。

FaceBook上で最新の情報を公開しています。様々なプラットフォームでのビルド方法も公開していますので参考にして頂ければと思います。

URL:https://www.facebook.com/radiance.jp

(書籍名)「Radianceによる光環境シミュレーション入門」

URL:http://www.dlmarket.jp/products/detail/238961

(公開ドキュメント)「Windows7(64bit)で Radiance をソースコードからビルドする方法」

URL:https://dl.dropboxusercontent.com/u/53831043/Windows7_Radiance.pdf

現在、利用しているWindows7(64bit)バイナリを以下からダウンロードできます。64bitであればWindows8でも利用できると思います。wxfalsecolorなどを同梱しているのでお使いください。環境変数を間違えない様に設定して下さい。

URL:https://dl.dropboxusercontent.com/u/53831043/Radiance_Win7.zip


© Koji Takemasa (Ph.D.) 2014